”常に新しく、常にトラディショナル”
横浜は明治期より、国際港となり、日本の表玄関としての役割を担ってきました。
街の外国人が増える中で、元町は外国人向けの日用品等を供給するマチとして栄え、洋式のライフスタイルが日本人の中に浸透してくると、日本人向けの洋品店が軒をつらねました。
そして戦後も、直輸入品がそれぞれの店先にならべられ、パリ、アメリカをはじめとする様々なブランド品が店先にならび、その中でショップオリジナルが生まれました。その後の経済成長を経て、東京を中心とした全国からインターナショナルブランド、ナショナルブランドが生まれ、「元町ブランド」もありふれたものになりました。
しかし、その様な時代の変遷のなか、時代が作ったミナト・ヨコハマというイメージは今も生き続け、横浜が、元町が、他のマチには無い、なにかを期待され、求められていると感じています。
comiaは、元町に1941年<S16年>に創業。
オーダー服の仕立て屋でスタートし、時代の変化に伴い、既成服に、そしてオリジナル商品をつくり続けてきました。
小さな店なので、出来る事、出来ない事を重々わきまえ、お客様の声を大切に聞き、美しいモノ、素敵なモノをつくっています。 元町の小さな店に、わざわざ来てもらうのですから、ここにしかないモノを提供しなくてはなりません。
これからの時代に、お客様に認めてもらえるためには、高品質を自明の大前提とした、センスと質が良く、納得できる価格の服を、一貫性のあるものづくりで続ける事なのでしょう。
”常に新しく、常にトラディショナル”をモノづくりのテーマとして、「ハイクオリティ・リーズナブルショップ」へと日々努力して進化させてゆくつもりです。